私たちが生活しているこの社会には、さまざまな人たちがいます。年齢、家族の状況、健康状態、仕事、暮らしぶりも人それぞれです。価値観も多様です。そのすべての人たちが、それぞれの地域において安心して生活を続けていけるように、地域住民、大学、行政、専門職、関係機関、NPO、町内会?自治会等がお互いに協力して地域の福祉課題の解決に取り組むことを目的としています。地域福祉コースは、4年間の学習プログラムのなかで、学生のみなさんが「問題の本質を見きわめ、その解決策を考案し、たゆむことなく実践する知識?技術」を育み、地域福祉の実現に向けて行動できる力を身につけることをめざしています。
「社会福祉士」という専門職として、また、地域のさまざまな「人?組織」をつなぎ地域福祉活動を活性化していく地域福祉のリーダーとして、さまざま人や組織と共に暮らしやすい、活気のある地域を創っていきましょう。
(公益学部公益学科教授?澤邉みさ子)