公益学部は研究や教育の内容において、特定の学問分野に偏っていないことが特色の一つです。今日、わが国が直面しているさまざまな政治経済問題などを考える際、学際的な研究として、複数の学問分野からアプローチする意義は大きいといえます。公益学部の特色を活かし、各教員の個人研究はもとより、地域に根差した共同研究の促進が、学内外と連携して図られています。
日本の地域は、人口減少や消滅可能性といった深刻な問題に直面しています。公益学部の教育においては、教員の多岐にわたる専門分野から、学生各人が自らのディシプリンを選択し、それを明確に意識したうえで、自らに直接関わる問題として地域課題の発見?解決に取り組んでいってもらいたいと考えています。
研究と教育の両面から、より一層地域に貢献できる学部を目指しています。ともに学んでいきましょう。
(公益学部長:三木 潤一)