地域と大学の往復?循環型の学びを通して
相談者に寄り添い問題解決の支援を行う
力量あるソーシャルワーカーを養成

社会福祉士養成課程の学び

?教育の基本方針は

   1.責任感の醸成 2.基本の徹底 3.自己研鑽

　福祉施設や病院、役所?役場、社会福祉協議会などに所属し、相談者の障がいや病気の悩み、経済的な課題などの問題解決の支援を行うソーシャルワーカー（国家資格である社会福祉士）の資格取得をめざすプログラムです。

社会福祉士国家試験

01.現場×実習生×教員で社会福祉士像を明確に
　公益大では現場との熱い信頼関係に基づき、2年次に9日間、3年次に24日間の現場実習を行います。教員が毎週実習先を訪問し、受け入れ先の指導者とタッグを組んで実習生をサポートします。実習後の事後指導も徹底して行い、学生一人ひとりの「めざすべき社会福祉士像」の確立を促します。

02.複数指導体制で学生一人ひとりの学びをサポート
　実習の事前学習から事後学習を通じ、専任教員が一貫して指導する体制をとっています。学びが画一的にならないよう、1人の学生に対し3人の教員が『スーパービジョン（対話型トレーニング）』を提供し、学生一人ひとりの強みを引き出しつつ、複数の視点から専門性を育成します。

03.学生一人ひとりに合った国家試験対策
　国家試験の受験対策は、4年次春の実力判定模試から本格化します。模試の結果から苦手科目をピックアップして集中的に復習する講座、専任教員による面談、先輩合格者によるアドバイスなどを通じ、学生一人ひとりに合った学習計画の立案をサポートします。また、学習教材の紹介、グループ学習の提案、直前対策講座など、2月の試験本番に向け、継ぎ目のない学習機会を提供します。

学生インタビュー

田中　紗羅（3年）
新庄東高等学校　出身

　もともと福祉に興味があったので社会福祉士国家試験の受験資格を得られることと、少人数で学生と先生との距離が近い雰囲気も自分に合っているのではないかと考え、入学しました。2年生から社会福祉士養成課程の勉強が本格的に始まりましたが、法律や制度、ソーシャルワークの技術など学ぶことも多く忙しい毎日です。2年次の春休みには、社会福祉協議会で8日間、実習。社会福祉協議会の役割について改めて学んだほか、めざしたいソーシャルワーカー像も見つけることができ、自身の成長につながりました。実習では知識不足を痛感することも多かったので、今後は、知識と話を聴く姿勢をしっかり身につけて、めざすソーシャルワーカー像に近づけるよう努力していきたいです。