6月7日(水)ポーランド共和国にあるアダム?ミツキェヴィチ大学日本語学科の学生と本学玉井雅隆教授のゼミ生18名(3、4年)がオンライン交流会を行いました。アダム?ミツキェヴィチ大学は、本学メディア情報コース ノヴァコフスキ?カロル講師の母校で、昨年11月頃からカロル講師の仲介のもと、交流会実施に向けた調整を進めてきました。そして今回、ポーランド共和国とは初めてとなる交流会が実現いたしました。
両校の学生たちは、事前にプレゼンして欲しいテーマ(国際関係、社会問題、観光、食文化)を互いに伝達。それに基づき当日は、日本語でプレゼンテーションが行われました。ポーランドの美術についてのプレゼンを聴いた学生は、「ポーランドで知られている日本の画家はいますか?」と質問。「葛飾北斎が有名。浮世絵に興味を持つ人もいる」との回答に驚いた様子でした。また、ポーランドの食文化について質問をした関明日香さん(4年)は、“いちごのソースをご飯にかける”との回答に驚き、「日本の食文化からは想像しにくいが、機会があればチャレンジしたい」とコメントしました。
一方、本学学生からのプレゼンに対してポーランドの学生からは、「日本の若者は結婚についてどのように考えていますか?」「日本の人々が誰でも共通で歌える歌はありますか?あるとしたら、どんな曲ですか?」などさまざまな質問が出され、学生たちは悩みながらも一生懸命回答。ポーランドの学生の日本への関心の高さに刺激を受けた様子でした。
交流を終えて玉井教授は、「ポーランドの学生たちは日本語がとても上手く驚いた。同世代の他国の学生たちがどんな生活を送っているのか知る機会はあまりないので、学生たちにはすごく良い機会になったと思う」と話しました。
今回の交流は、互いの国について理解を深め、自国の風習や文化について再認識する貴重な機会となりました。本学では今後もこうした交流など、学生の成長につながるさまざまな機会を積極的につくってまいります。