日博体育6年3月23日（土）、東北公益文科大学卒業式と大学院修了式を本学公益ホールにて挙行しました。　この日、卒業?修了の佳き日を迎えたのは公益学部219名と大学院公益学研究科（修士課程）2名の計221名。開学からの卒業生は3,634名、修了生は172名となりました。

　式典では、卒業生?修了生一人ひとりの名前を読み上げ、卒業生代表として公益学部総代の鍋倉毬恵さん、修了生代表として大学院総代の横山夢月さんに学長から学位記が授与されました。また、成績優秀者3名（総代含む）に成績優秀賞が、地域との連携?交流活動やパイオニア的精神を持ち、先導的な活動に積極的な取り組みをした学生3名に特別表彰が授与されました。

　卒業生代表として卒業の辞を述べたのは門叶美咲さん。経営コースに所属し、経済学の視点から社会問題についての政策立案を行い、他大学と合同研究発表を行ったこと、サークル活動では最上川に渡来する野鳥の調査活動を実施し、庄内地域の環境や文化に触れ、地域の方々の取り組みを学んだことなど学生生活を振り返りました。また、「お世話になった方々に少しでも恩返しができるよう、感謝の心を忘れず、日々努力していきたい」と今後への抱負を語りました。

　神田学長は学長式辞のなかで、「急速な変化を続ける現代社会では、多くの課題が相互に複雑に絡み合っている。皆さんには、公益を大学名に冠する本学で学んだことの意味を改めて考えていただき、互いの個性を尊重し、協働の精神をもって、より良い社会の想像に貢献することを期待している」と激励しました。
　また、新田理事長の「歓送の辞」では、「針になれ」「負けるな」「本を読み続けよ」という、これからの人生の糧となる三つの言葉が贈られました。

　式典終了後は、各指導教員から学生一人ひとりに学位記が授与されました。

　卒業生?修了生のみなさん、本当におめでとうございました。公益大で過ごした日々を胸に、皆さんがそれぞれ選んだ道で明るく、元気に活躍されることを教職員一同応援しています。