2000年の国連ミレニアムサミットによって出された国連ミレニアム宣言を契機に、ミレニアム開発目標(MDGs:Millennium Development Goals)。2001年から2015年までの間に、国際社会に存在する諸問題に関して具体的な数値目標を提示して改善を行う、という野心的な目標群でした。
MDGsは「世界で最も成功した貧困撲滅運動」(MDGs報告2015)であるとされますが、それでも女性の地位向上など、積み残した課題も存在しました。
国連は次いで、持続可能な開発目標(SDGs)を設定しました。2016年~ 2030年までの15年間に、17の目標を達成しようというものです。MDGsが途上国対象であったのに対し、SDGsは先進国の課題解決もその範囲とし、取り組む主体も政府のみならず企業や個人も含むようにしました。
2030年まで残り7年。2016年の開始から、折り返し地点にやってきました。途中、日博体育の世界的流行やウクライナ紛争など、予期せぬ出来事もありました。MDGsからSDGsへ。
今回、再検討をしてみましょう。
●日時?テーマ?講師●
【第3回】
2023年2月5日(日)午後1時30分~午後3時15分
「国際協力の視点から~MDGsとSDGs~」
立命館アジア太平洋大学(APU)アジア太平洋学部
教授 山形辰史 氏
専門は開発経済学、国際開発学会元会長、米国ロチェスター大学経済学博士
日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員、Bangladesh Institute of Development Studies客員研究員を経て現職
著作に『私たちが国際協力する理由:人道と国益の向こう側』(日本評論社、2019年、紀谷昌彦との共著)などがある
●会場●
東北公益文科大学 鶴岡キャンパス 大学院ホール(山形県鶴岡市馬場町14番1号)
または、Zoomによるオンライン参加
●参加料●
無料
●申込方法●
電話またはメールにて、下記の6つの内容をお知らせください。
●申込内容●
公益とSDGs
①氏名 ②氏名よみ ③住所 ④電話番号
⑤メールアドレス ⑥参加方法(来場またはオンライン)
●申込締切●
2023年2月2日(木) ※定員に達し次第締め切ります。
●お申込み?お問い合わせ●
東北公益文科大学 大学院事務室
〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町14-1
TEL:0235-29-0555 FAX:0235-29-0556
E-Mail:gs[@]koeki-u.ac.jp @の前後の[]を外してから送信ください。