本学では、日博体育感染症拡大前の2019年3月に、モンゴル?日本人材開発センターで、留学を伴わない形での初めての海外インターンシップを実施。同年8月に2回目を実施し、これまで6名がモンゴルでのインターンシップに参加しました。
その際にも大変お世話になった、モンゴル?日本人材開発センターの滝口 良 JICAプロジェクト専門家が2022年10月14日(金)に来学。学生たちに向け、講義をしてくださいました。
当日は公翔祭(大学祭)準備の休講日だったため、講義を企画した国際教養コースの玉井教授は学生が集まるかヒヤヒヤしていたようでしたが、蓋を開けてみれば、小教室が満席となる大盛況。学生たちの関心の高さが伺えました。
滝口専門家は、『モンゴルと日本、人的交流の将来』と題し、首都ウランバートルへ総人口の約半数が集中していること、総人口の32%が若年人口で若さあふれる国であることなど日本人が知らないモンゴルについて紹介したほか、モンゴル?日本人材開発センターの事業内容を解説。モンゴル人は日本への関心も高く、日本へ留学や就労をする人も多いが、モンゴルへ帰国後の人材活用では課題も出ている現状を説明しました。講義後には、学生たちから多くの質問が出され、滝口専門家の話から大いに刺激を受けた様子でした。
本学では、海外インターンシップにおいても初回短期留学同様に、渡航費用の半額を大学が補助しています。中長期留学は再開、短期留学は来年2月の再開を予定していますが、モンゴル海外インターンシップも再開に向けて準備を進めてまいります。